山岳

山岳部ニュース
山岳部について

山岳部は現在、23人(1年生20人、2年生3人)で活動しています。
安全登山をモットーとして、山を楽しみ尽くすことを目標としています。

4月に新入部員が入ると、数回の山行で徐々にスキルを身につけ、夏には長野県や岐阜県の山で合宿を行います。そこで、おそらく今まで見たことがない雄大な山岳風景と出合い、みんなとの楽しいテント生活を味わい、「山の世界」に魅せられていく…

本当の「楽しむ」とは人から与えられるものではなく、また、お金を出して買うものでもありません。電気やガスもない、そして、自分の着るもの、食べるもの、住むところ(テント)を背負って山を登る。一見苦痛とも思われる状況の中でいかに楽しむか。それを追求していくと、だんだんと人は強くなれるのです。
2019年のクリスマスに行った山行では、山の上でテントごとにケーキを作り、下界の夜景を見ながらめいっぱい楽しんでいました。

山岳部も他の運動部と同様、競技があります。県総体という県予選を経て、東海大会や全国大会(インターハイ)と繋がっていきます。本校は現在、9年連続インターハイに出場しています。2019年度のインターハイは宮崎県で開催されましたが、男子3位、女子7位という結果を残してくれました。そのような場で、全国の山岳を志す高校生との交流も生まれ、2019年の秋には兵庫県立神戸(こうべ)高校との合同登山も行いました。校名が同字というのに縁を感じ、今度は本校が神戸の六甲山に行きたいと思っています。

その他、四季の山を登るだけでなく、四日市少年自然の家での「山登り隊」サポート活動など、年間を通じ多様な活動を行っています。

山登りは一生趣味として楽しむこともできます。今年も、私たちと一緒に山を登り、一緒に山を楽しみ尽くす仲間が1人でも多く増えることを期待しています。

(2021.11更新)