5月25日(水)、1年生を対象に、「ネットモラル講習会」を実施しました。身近に存在するSNSの問題について、生徒が自分自身の問題と捉え、適切な行動について考える機会を与える目的で毎年実施しており、例年講演を引き受けて頂いているGREE株式会社の小木曽 健さんに今年度も講師をお願いいたしました。
新型コロナウイルス感染拡大のため、2年間は来校をお控え頂き、オンラインでの実施となっていましたが、今年度3年ぶりに小木曽さんにはるばる東京からお越し頂くことができました。
講演の中では、数年前社会問題になったSNSへの不適切投稿を取り上げ、その軽率な行為が短期間のネット炎上を招くだけでなく、人生の節目で大きく影響を及ぼし、就職内定の取り消し、婚約の破談等につながるといったことを伝えてもらいました。
捲し立てるように早口で話したり、怖さを感じさせるようにテンポを落として話したり、小木曽さんは話術に長けてみえるため、生徒は引き込まれるように真剣な表情で話しに聴き入っていました。
講習会の感想では、「ネットというのは自分が思っている以上に怖い世界であるということがよく分かりました。 また、インターネットの正しい捉え方、 現実とネットは繋がりあっているという事を念頭に置いて正しく使用したいと思いました。」や「どんなに些細な情報でも簡単に個人を特定できると聞いておどろきました。私もいくつかのSNSを利用していますが、今後も日常とインターネットに境はないという意識をしっかり持ち慎重に使っていけたらと思います。」といったように、SNSの危険性についてよく理解できたと回答している生徒が多く、この講習会がSNSにおける不適使用の防止に繋がればと思います。