7月16日(水)に本校2年生普通科が「鈴鹿学」の中間発表を行いました。
鈴鹿学は、「総合的な探究の時間」で行っている探究活動で、普通科の生徒が2年間かけて取り組むものです。今年度は58班に分かれて、鈴鹿市の「環境」、「医療」、「商業」、「教育」などの課題の改善に向けて探究しています。
中間発表では、主に課題設定とその進捗状況について、各班が作成したスライドを用いながら発表しました。
発表後の質疑応答では、教員や他の班の生徒からの質問に苦戦しながらも一生懸命に答えていました。
発表した班からは、「ゴールから逆算して計画を立てるのが難しかった。今後に向けて見通しを再検討したい。」、「聴衆を意識した発表ができてよかったが、さらに興味をもってもらえるような情報を集めたい」、「課題の根拠として、データや具体的な数字を示すべきだと思った」などの感想がありました。
この「発表と質疑応答」という形式で人前で話すという経験を今後の大学入試での面接や大学での研究発表、就職活動等に活かしてほしいと思います!
また、7月18日(金)には、三重大学の萩原教授をお招きして、2年生普通科を対象に「データサイエンス講座」を行いました。
これは、高大連携として今年度初めて実施できたものです。
高校生にとっては内容が少し難しい部分もありましたが、データを集めたり、分析したりする際に気を付けるべきことをたくさん学ぶことができたかと思います。
また、将来大学で学ぶであろう講義形式の授業を体験でき、貴重な経験になったかと思います。
ご講演いただきました萩原教授、心より感謝申し上げます。
この中間発表を通して課題が見つかったと思いますので、データサイエンス講座での学びを生かしながら、12月のポスターセッションに向けてよりよい探究ができることを願います。