理数科

本校では、理数科を「特別進学クラス」と位置づけ、下に示すとおり、英語・数学の授業において、習熟度別少人数の授業を行っています。また、他教科においても高いレベルでの授業展開を行っています。この点で本校の理数科は理系・文系にかかわらず、国公立大学を目ざす人には最適の学科と言えます。
普通科は2年生から理系と文系に学級が分かれますが、理数科は2年生では理系・文系の選択を視野に入れ、各自が自分に必要な科目を選択します。3年生からは、理系・文系に分かれ、自分の進路希望に沿った学習をすすめることができます。
また、入学早々の宿泊研修や名古屋大学等のオープンキャンパス参加、課題研究など理数科独自の行事があります。
〇1学年では、「コミュニケーション英語Ⅰ」、「英語表現Ⅰ」、「理数数学Ⅰ」の授業で、習熟度別少人数授業を行います。(2学級3講座)
〇2学年の「コミュニケーション英語Ⅱ」、「英語表現Ⅱ」、「理数数学Ⅱ」も上と同様です。

Q&A

  • Q:理数科は国公立大文系を目指す人には不向きではありませんか。
  • A:2年次までは、普通科と比べ数学 ・ 理科が多めの授業編成になっていますが、3年次からは国公立大学文系への進学に対応した授業編成も用意されていますので、文系志望の人も安心して授業が受けられます。現3年生 ・ 2年生もおよそ理2 : 文1の割合で構成されています。しかし、3教科型の私立大学文系進学に対応した授業編成は用意されていませんので、私立大学文系を志望する生徒は注意してください。
  • Q:平成31年度入試についてはどうなりますか。
  • A:神戸高校理数科では、後期選抜に先がけて、2月の前期選抜で定員の半分の入学者を選抜します。
    前期選抜は、国公立大学へ進学し、将来、社会の第一線でリーダーシップを発揮しようという意欲のある生徒を求めています。毎年、入学試験倍率が高めですが、「志」を高くもった生徒は、是非とも受検してください。
    前期選抜は、従来、英語 ・ 数学2教科の学科試験と、面接で選抜を行っています。従って、本校理数科を志望する人は、最大で前期選抜 ・ 後期選抜の、計2回受検できることになります。
  • Q:後期選抜で普通科を第2志望とした場合、どうなるのでしょうか。
  • A:もし第1志望の理数科が不合格となっても、普通科を第2志望として出願してあれば、普通科の第1志望者と同等に選抜します。毎年、普通科で合格する生徒は、大勢いるので、心配は要りません。