学校再開へ向けての検討状況について

令和2年5月12日

生徒、保護者の皆様へ

三重県立神戸高等学校
校長 鳥井 誠司

学校再開へ向けての検討状況について

平素より、また臨時休業期間中の本校の取組に対しご理解・ご協力を賜り、改めて心より御礼申し上げます。

本県におきましては、新型コロナウイルス感染症拡大に向けた「三重県緊急事態措置」が実施されています。県立学校については、緊急事態措置における5月6日までの移動自粛の効果が、約2週間先に確認されることなどから、5月31日まで臨時休業となり、休業期間中の登校日については5月20日に、学校の再開は5月25日に県教育委員会が判断することとされています。

こうした中で、5月14日には国の専門家会議が最新の分析を行い、緊急事態宣言について何らかの見直しが見込まれます。また、本県では、5月5日に発表された三重県緊急事態措置(ver.2)において、学校が休止を要請しない施設となり、県内の感染者も4月25日以降確認されていない状況にあります。

このため、県教育委員会において、子どもたちの安全を第一に考えつつ、学びの継続を保障するため、5月14日に国の発令の見直しが行われた場合には、本県の感染状況に加えて、愛知県、岐阜県の発令内容、隣接県の対応などを踏まえ、登校日や学校再開の判断を早め、状況によっては5月18日から学校を再開し、学年毎の分散登校を段階的に始めることが検討されています。

こうした状況をふまえ、本校におきましても、学校が再開された場合には昨日から本格的に開始したオンライン教育による学習支援を続けると共に、登下校時、在校時の感染防止に十分留意したうえで、分散登校を実施することについて検討しているところです。

この方針は、これからの感染状況や、5月14日に発表予定の国の方針の内容によって変更があり得ますが、取り急ぎ、現在の検討状況として、保護者の皆様方にもご連絡させていただいております。

学校教育活動を再開する場合の、具体的な日程や登校の仕方等、詳細については5月14日以降正式な通知があり次第連絡をさせていただきます。引き続き、Classi及び本校ホームページについて毎日確認をいただきますようお願いいたします(Classiについては繋がりにくい状況も多くご迷惑をおかけしております)。

なお、学校行事の変更についても詳しくは後日お知らせをいたしますが、今回の臨時休業に伴い、生徒の学習を保障するため、夏季休業を8月11日から8月21日とすることとしましたので、ご理解とご協力をお願いいたします(当初予定は7月26日から8月26日でした)。

添付ファイル【神戸】学校再開へ向けての検討状況について(R2.5.12)[PDF]