10月18日(日) 四日市工業高校グラウンド
前日(17日土曜)からの雨が予想以上に長引き、グラウンドコンディションが非常に悪い中、四日市工業の選手、顧問の先生方のご尽力により、なんとか練習試合ができたことにまず、感謝申し上げます。ありがとうございました。
VS 四日市工業高校
神戸0-11四工
9時開始予定のゲームでしたが、コンディション不良により11時15分の2時間遅れではじまりました。しかし、日が短くなってきたこの時期に3試合を行うためには、正規ルールでは難しいため、1試合7イニング制または1時間45分を超えて次のイニングに入らない(時間制)を適用して行われました。
先攻選択の神戸高校オーダーは、初めて4番に水谷(1年)が入った。不動の4番主将:仲見(2年)が怪我のため戦線離脱。主将、サード、ピッチャー、4番という大黒柱を欠く神戸高校が、残りの9人で今夏、三重県独自大会準優勝の四工にどう立ち向かうか、楽しみな一戦となった。
1回ウラ、神戸先発左腕中道(2年)の立ち上がりが不安定なところをつかれ、先頭四球、2番が送って、3番にツーランホームランをレフトにたたき込まれ、いきなりの0-2ビハインド。しかし、中道は2回以降立ち直り、2,3,4回を無失点に抑える。迎えた5回ウラ、またも9番、1番に連続四球を与え、2番に長打をくらい、失点。3点差が限界と踏んでいた神戸は2番手宇佐見(2年)にスイッチ。本来はイニング頭から投入したいところだが、なかなか10月の練習試合では展開がむかない。
ランナーを背負った状態、さらに四工が一気呵成とばかりに攻め立てられ、流れを止められず、この回6失点。6回ウラも3失点として、計11失点。先週の山商戦からの嫌な流れを断ち切れない。攻撃も散発4安打と精彩を欠き、飯南戦に続き完封負け。山商戦から数えて3連敗となった。
VS 鈴鹿高校
神戸0-9鈴鹿
変則ダブルの2試合目、鈴亀地区同士の対戦となりました。鈴鹿高校とは8月の秋季地区予選で大敗を喫した忌まわしき過去があります。リベンジを果たすべく、チーム状態が悪くてもむかっていきました。
先攻の神戸は初回、先頭宇佐見のヒットとスチールで得点圏にランナーを置くも、後続を断たれ無得点スタート。その直後の1回ウラ、いきなり鈴鹿の猛打が爆発する・・・先発左腕川本(1年)が、1,2番に連続四球を与えたのをきっかけに3,4,5,6番に4連打を浴び、さらに失策が絡んで、一挙8失点。先発投手の立ち上がりの重要性、高校野球の勢いの怖さを思い知らされた。
そこで2回から、高校野球初登板となる益川(1年)に継投。益川は初登板とは思えない堂々たるピッチング。伸びのあるストレートと切れ味鋭いスライダーをコントロールよく投げ分け、初回8得点の鈴鹿打線を3イニングで1失点に抑え、仲見の戦線離脱をカバーする光明が見えた。さらに、2度目の登板となる水谷にスイッチしても、流れよく2イニング無失点として、大敗の中でも、1年生右腕コンビの今後に期待が持てる好材料を得た。
しかし、打線は毎回のようにヒットでランナーを出すも得点奪えず、負の流れが変わらない、どん底状態。這い上がるべく、もう一度自分たちの『繋ぎの野球』を徹底してほしいものである。
次戦は、10月25日(日)、東海商業高校(愛知)と神戸高校グラウンドで対戦。連敗阻止に向け、ホームゲームでの奮起に期待。
『がんばろう!KMB』
(KMB=K A M B E・・・「K」=Knowledge 賢明 「M」=Mindfulness 思いやり 「B」=Bold 勇敢)
校訓「質実剛健」モットー「文武両道」
2020年 神戸高校野球部 新チームスローガン『百花斉放』