5月26日(水)、1年生を対象に「ネットモラル講演会」を実施しました。
身近に存在するSNSの問題について、生徒が自分自身の問題と捉え、適切な行動について考える機会を与える目的で毎年実施しており、昨年度に引き続き、GREE株式会社 ネットモラルエバンジェリストの小木曽 健さんに講師をお願いいたしました。
当初小木曽さんには東京からお越し頂く予定でしたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、オンラインでの実施となりました。
講演の中では、数年前社会問題になったSNSへの不適切投稿を取り上げ、その軽率な行為が短期間のネット炎上を招くだけでなく、人生の節目で大きく影響を及ぼし、就職内定の取り消し、婚約の破談等につながるといったことを伝えてもらいました。
リモートによる受講のため、生徒に講演の内容がうまく伝わるのか心配されましたが、聴講していた1年生は、真剣な表情でお話に聴き入っていました。
毎回講演会の締めくくりにおっしゃる小木曽さんのキーワードは生徒にとって理解しやすく、印象的であったようです。
事後アンケートには、「何かを投稿する際には、投稿した後のことをしっかり考えてからにしようと思います。小木曽さんのお話がとても分かりやすく、ためになりました。『ネットは全て玄関の外側』という事を忘れず、SNSと関わっていきたいと思います。」や「インターネットは全て玄関っていう表現は本当に的を射ている言葉だなと思った。簡単に自分から情報を発信できてしまうのがインターネットでいいこともあれば悪いこともあるから、こういう講演会のような事が沢山あれば少しは炎上とか消えていくのかなと思った。」など、多くの感想に小木曽さんの言葉が記されていました。
この講演会を通じて、神高生にはSNSにまつわる危険性をよく理解し、インターネットを安全に利用するための知識・マナーを身に付けて欲しいと思います。