読売新聞社と京都女子大学栄養クリニックが共催する「第3回食withレシピ甲子園」で、本校普通科1年岡田梨沙さんの「私のおもてなし朝ごはん」という作品が、上位8人に選ばれ「優秀賞」を受賞しました。また、本校は「団体戦」にも応募しており、質の高い作品を応募した学校に送られる「団体賞」(全国で11校)も受賞しました。
このコンクールは、「健康・笑顔の朝ごはん」をメインテーマとし、慌ただしい朝でも簡単に作れて、栄養バランスもよい朝ごはんのオリジナルレシピを考案するものです。昨年度から家庭科の授業(1年生全員)で取り組んでおり、今年度は地元のスーパーで食材の選び方の授業(班別グループ学習)をしてこのコンクールに取り組みました。校内選考した上で本校からは236作品を応募しましたが、岡田さんの作品が全国4168作品の中から上位8人に選ばれ、実技やPRなどの最終審査が去る12月13日(日)に京都女子大学で行われました。
最終審査は、①テーマとの合致 ②栄養価 ③新規性・独創性 ④再現性 ⑤60分以内で3人分の調理 ⑥味・食べやすさ・食感、という6項目による総合審査でした。彼女の作品は、自家製マヨネーズを使用し5種の緑黄色野菜と全粒粉入りのパンで彩った「よくばりサラダ」、豆乳を使用した「クラムチャウダー」、蜂蜜だけで甘味をつけたフルーツたっぷりの「フルーツパフェ」の3品で、何とか60分以内に仕上げることが出来ました。家庭菜園の野菜や有機JASマーク入りの食材を多く使用し「地産地消」にも心がけ、地球にも優しい食材を使用してESDにも配慮しました。
これからも家庭科の授業を通じて、このようなコンクールに積極的に参加し、生徒の「食」に対する意識向上に取り組んでいきたいと考えています。なお、この模様は1月4日付の読売新聞社本紙上(大阪版)や「食withレシピ甲子園」のWEBサイトなどで紹介されるそうです。ぜひご覧いただけたらと思います。