神戸小学校で実験授業を行いました

3月6日(月)、鈴鹿市立神戸小学校にて、6年生の3クラスを対象に科学実験授業を行いました。

当日は本校の生徒19名が参加し、3つの教室に分かれ、「-196℃の世界」と題して液体窒素を用いた実験を行いました。

 
窒素は大気中のおよそ8割を占める気体ですが、-196℃まで冷却すると液体になります。
その性質を利用して、バナナやお花、ゴムボールなど、さまざまなものを冷却し、どのように変化するのか観察しました。


実演する高校生は、図を用いて窒素の性質を説明したり、日常生活で液体窒素が使われている例を紹介するなど、小学生に向けてわかりやすい解説ができるように工夫しました。

小学生からは「ふだんはできないような実験ができて楽しかった」「初めて知ることが多く、考え方が広がってよかった」などの感想が寄せられました。
一方、スタッフとして参加した高校生からは「前に立って教えることの難しさが改めて分かった」「小学生が興味を持って実験に臨んでくれてよかった」などの声があり、高校生にとっても非常によい経験となったようです。
今回の実験授業をきっかけに、小学生も高校生も、科学への興味や関心が高まることを期待しています。