【硬式野球部】練習試合 VS飯南

10月4日(日) 飯南高校グラウンド

定期考査を挟んだため、9月20日(日)以来、久しぶりの練習試合となった。

VS 飯南高校 第一試合

神戸0-12飯南 惨敗・・・

定期考査前より部活動休止の影響から調整不足が否めない中、松阪地区であと一歩で県大会を逃した飯南高校と対戦。神戸高校を7時に出発して、1時間半バスに揺られて、10時から第一試合開始。

後攻選択の神戸高校の先発は、先日の亀山戦で好投した主将:仲見(2年)。立ち上がり、味方エラーや相手の足攻にうまく対応できず、初回3失点スタート。その後もリズムをつかめず、相手打線にもつかまり、2回1点、3回1点と5点差にされる。これ以上離されると苦しくなる神戸は、2番手副主将:宇佐見(2年)をセカンドポジションからマウンドにあげるも4回一挙5失点、ただ相手の打線と足攻を食い止めるヒントはつかめた。修正力の高い宇佐見は、5回、動くボールと間合いの変化でようやく相手を止めた。しかし、攻撃はいつものつながりを欠き無得点がつづく。

流れを変えるべく、2試合目に登板予定であったエース左腕中道(2年)を6回から急遽投入。フォーム改造中の中道であったが、5回まで11得点を挙げていた相手打線を6回以降4イングで1失点と抑え込んだ。これをきっかけに復調してもらいたい。

守備からリズムをつかんだ神戸高校であったが、この日は後半もなかなかつながらず、9イニングで3回しか3者凡退はないものの、2度のライナーゲッツーなどでチャンスをいかせず、新チームはじまって初めての完封負けを喫した。

試合後のミーティングで自分たちの甘さの反省をしっかりと行い、すぐさま改善できるところ出し合って、午後からの2試合目に繋げた。

VS 飯南高校 第二試合

神戸9-7飯南 勝利!

修正点を出し合い臨んだ2試合目は先攻。第一試合では9イニングかかって1点も挙げられなかったが、この試合ではいきなり初回、2番宇佐見のヒットから相手エラーも絡み、すんなり先制。主導権を握った神戸の先発マウンドは亀山戦で好投した1年生左腕川本。立ち上がりはコントロールに苦しんだが、尻上がりによくなり、高校入学以来初めて6回を投げきり、序盤の3失点のみの上出来なピッチングを披露。2年生の投手陣を脅かす存在となってきた。

打線もそれに応えて、反省を生かし、つながりを大事にして、2-3の1点ビハインドで迎えた3回、一挙4得点。その後も終盤に追加点を入れ、合計9得点。いつもの神戸高校らしさが出た。

7回以降は中道が2試合連続登板し、飯南を振り切った。

新チーム結成以降、未だ連敗をしていないことはこのチームの強み。修正能力の高さを自信にしてほしい。

次戦は、10月11日(日)、宇治山田商業高校と山商グラウンドで対戦。予定では、名門、神港学園(兵庫)に遠征であったが、コロナの影響により中止。急遽、宇治山田商業高校に練習試合を受けていただいた。宇治山田商業には心より感謝申し上げます。今秋、ベスト8の伝統校山商とどのようなゲームができるか・・・乞うご期待!

『がんばろう!KMB』

(KMB=K A M B E・・・「K」=Knowledge 賢明 「M」=Mindfulness 思いやり 「B」=Bold 勇敢)

校訓「質実剛健」モットー「文武両道」

2020年 神戸高校野球部 新チームスローガン『百花斉放』