【硬式野球部】練習試合 VS宇治山田商業

10月11日(日) 宇治山田商業高校グラウンド

前日までの台風の影響で、グラウンドコンディションが思わしくない中、山商部員、顧問の先生方のご尽力により、12時開始で第一試合を始めることになりました。

台風一過の上天気の中、今秋ベスト8の宇治山田商業高校相手にどのようなゲームができるか楽しみな一戦です。

VS 宇治山田商業高校 第一試合

山商10-1神戸

先に守る神戸高校の先発マウンドは、副主将:宇佐見(2年)。本来の持ち味である打者とのかけひきのうまさに加え、最近では球威、多彩な変化、コントロールなど全てにおいてレベルアップしてきている。

1,2回は低めを丁寧につき、捕手水谷(1年)の巧みなリードと内野ゴロを打たせて堅実な守備で無失点とする。

 

 

 

3回表、2巡目につかまり、連打されるがなんとか1失点で凌いだ。相手エースを崩し切れていない打線はようやくそのウラ、1番大野(2年)の3塁打をきっかけにすぐさま同点とした。しかし、5回表、四球からスチールで揺さぶられ、最後は長打をくらって一挙4失点、ここを耐えられるようにしていくのが今後の課題となる。

6回表からマウンドには左腕中道(2年)が上がり流れを変えたいところ。中道は一時の不調を徐々に脱してきている途中で、期待がかかる。立ち上がりに長打され1失点するが、7回は無失点として1-6で7回を終え、なんとか8回以降に希望をつないだ。しかし、8回表も5回同様、四球にスチールで崩され、最後は連打で一挙4失点とし、やはりココに課題があることは明白となった。

打線は3回以降、ランナーは出すものの要所は鋭いカットボール、スライダーで三振を奪われ、得点奪えず1-10の8回コールド負けとなった。

 

 

S 宇治山田商業高校 第二試合

神戸3-19山商

第一試合の直後、グラウンド整備がおわりすぐさま第二試合がおこなわれた。新チーム発足以降連敗経験がない神戸高校は、なんとか建て直して挑みたいところ。幸先良く1回表、1点を先制する。そのウラ、神戸先発マウンドは最近状態を上げてきている1年生左腕川本。この日は、強打山商打線に力負けする場面が多く、さらに走塁で揺さぶられるなど2年生投手陣と同様の課題も浮かび上がった。

2回表に反撃の1得点するも3回までで2-5の劣勢が続く。勝負所は4回ウラ、この回もピンチとなった川本であったが、なんとか打たせてとるピッチングをつづけていた。しかし、ここまで集中できていた内野守備が乱れ、さらに内外野の間に落ちる不運なヒットを打たれ、一気に心が折れて1イニング9失点となり万事休す。

ただ、イニング途中で投手交代を促された川本は『自分でこのイニングを乗り切りたい』と直訴し、大量失点したものの、その心意気は今後に大いに期待の持てるものであった。川本は打撃でこの日、相手エースから2安打、2試合目もヒットを放ち、確実な成長は遂げている。

打線は、今シーズン一度も盗塁阻止されていない大野が初回に初めてスチールアウトされた。しかし、5回に訪れたスチールチャンスに再度果敢に決行し、今度は成功!立ち向かう気概が確実に育っていることが実感できた。

5回から主将:仲見(2年)に継投。5,6,7回の3イニング連続無失点として意地をみせた。8回表は大野のこの日2本目の3塁打が飛び出し1点返した。

最後は8回ウラ、4イニング目となった仲見がつかまり5失点で3-19の大敗。8月の鈴鹿高校戦で、もう二度とこのような大敗は喫しないと心に決めて取り組んできたが、自分たちの甘さを思い知らされることとなった。新チーム発足以来はじめての連敗となったことを猛省して次戦にむけ、また精進を重ねます。

次戦は、10月18日(日)四日市l工業高校と鈴鹿高校の2と対戦予定。四日市工業高校グラウンドで、第一試合VS四工9時開始予定、第二試合VS鈴鹿12時開始予定となっています。よろしくお願いいたします。

『がんばろう!KMB』

(KMB=KAMBE・・・「K」=Knowledge 賢明 「M」=Mindfulness 思いやり 「B」=Bold 勇敢)

校訓「質実剛健」 モットー「文武両道」

2020年 神戸高校野球部 新チームスローガン『百花斉放』