11月8日(日) 神戸高校グラウンド
10月25日(日)以来のホームゲーム。
伝統校、宇治山田高校をむかえて、いざ勝負!!
VS 宇治山田高校 第一試合
神戸8-12宇治山田
第一試合の初回、1,2番でチャンスメイクできずも2アウトから鮮やかな先制劇。3番宇佐見の2ベース、4番水谷のタイムリーとクリーンアップが仕事を果たす。
神戸の先発マウンドは、宇佐見。ここのところエース格での登板が続いている。立ち上がり2イニングは難なく抑えていたが、3回ウラ、ピンチを招く。味方エラーと四球でためたランナーを相手3番バッターにランニングホームランで返され、一気に3失点で逆転される。
この日の宇佐見は立ち投げのような投球で、いつもと違う雰囲気。
5回にも連打を許し2失点で降板。故障が心配される内容であった。
6回から2番手益川がマウンドに上がるが、火のついた宇治山田打線の勢いを止めることができない。まだまだ経験の浅い益川にとっては、苦しい投球となったが、火消しの難しさを体感するよい経験となった。
打線は、初回以降、相手エースに抑え込まれていたが、宇治山田が2番手に継投するやいなや猛攻をみせ、7回1点、8回2点、9回は粘りに粘って4得点と終盤3イニングで7得点。結果は8-12と負けはしたが、先制点、終盤の粘りは、9月、10月と不調だったチームには欠けていた要素だけに収穫となった。
VS 宇治山田高校 第二試合
宇治山田8-9×神戸(9回サヨナラ勝ち)
連敗は避けたい神戸高校は、後攻。先発マウンドには、中道。3イニング連続1点ずつ取られる嫌な展開。
しかし、神戸も負けじと2イニング連続1得点と渡り合いながら中盤へ。
2-3で1点ビハインドの5回ウラ、神戸が繋がる。
9番矢田のセーフティバントヒットをきっかけに、打者10人の猛攻。10月以降力を入れているバントが見事に決まり一挙5得点、7-3と4点リードを奪う。
しかし、流れはまだまだ流動的で、6回表は四死球に相手小技にやられ、ノーヒットで2失点。さらに7回表は、エラーに四球、ロングヒットと悪い部分が全部出て、3失点し、再度7-8と逆転を許す。
8回表、水谷がリリーフに上がるが、投球練習から足がつる状態。先頭バッターは打ち取るも、次打者を四球、さらに次の打者には、とんでもないボールからはいり、ここで限界。第一試合でもリリーフした益川が、急遽登板。見事に抑えきり、流れを引き寄せ直す。最後の9回表2アウトランナーなしから、4番手矢田が高校野球初登板を果たし、ショートゴロに打ち取り、完全にチームがサヨナラ勝ちに向け、良い風が吹いた。
大詰め9回ウラ、足をつって無念の降板であった4番水谷からの攻撃。執念のヒットで雰囲気を作る。
さらに5番仲見が相手エラーを誘い、6番片倉のバントヒットでノーアウト満塁。7番多田の犠牲フライでまず、同点。8番9番とつないで、1番大野へ。2アウト満塁、2ボール2ストライクと追い込まれた状況から、甘く入った変化球を鋭く振り抜いた。その一撃はライトを遙かに超える2ベースヒット!逆転サヨナラ勝ちをおさめた。
中盤苦しい時間帯もあったが、諦めず、繋ぎを大切にした神戸高校が執念の連敗阻止に成功した。
次戦は、11月15日(日)津工業高校とホームゲームで対戦予定。15時半くらいからの西日が強くなる関係上、第一試合9時半開始予定、第二試合12時半開始予定となっています。よろしくお願いいたします。
『がんばろう!KMB』
(KMB=KAMBE・・・「K」=Knowledge 賢明 「M」=Mindfulness 思いやり 「B」=Bold 勇敢)
校訓「質実剛健」 モットー「文武両道」
2020年 神戸高校野球部 新チームスローガン『百花斉放』