3月1日(金)、第75回卒業証書授与式を挙行いたしました。
2年生が出席し、吹奏楽部が音を奏でるなか、卒業生275名が神戸高校を巣立っていきました。
校長先生は式辞で、「分散登校やオンライン授業など、新型コロナの影響を受けた後も学校教育は止まることはなかった。ネルソン・マンデラ氏の『教育は世界を変える最も強力な武器である』という言葉にあるように、学ぶことは非常に重要である。世界がよりよい方向に進んでいくように、神戸高校での学びを糧にこれからも学び続けてほしい」と述べられました。
また、生徒会長による送辞では、「生徒会や部活動、学校行事での先輩たちの姿は、まさに『文武両道』そのものであり、私たちにとって憧れの存在でした。時には優しく、時には力強く引っ張ってくれた先輩方のように、今度は私たちが神戸高校をよりよくしていきます。」と感謝の気持ちを述べました。
答辞では、「学校行事はどれも楽しい思い出ばかりでした。部活動はたいへんなこともあったけど、努力し続けられたのも先生方や両親の支えがあったからだと思います。1月1日の地震で、当たり前の日常はないのだと感じ、1日1日を大切に過ごしていきます。」と、今までの思い出を振り返りながら、感謝の気持ちと今後の抱負を述べました。
神戸高校での学びや経験をもとに、卒業生一人一人がそれぞれの人生を切り開いていくことを願っています。