【鈴鹿学/課題研究】探究成果発表会を行いました

1月29日(水)、イスのサンケイホール鈴鹿にて、探究成果発表会を行いました。

この発表会は、普通科2年の総合的な探究の時間「鈴鹿学」および理数科2年の「課題研究」における1年間の取り組みの成果を発表、共有する行事です。それぞれの学科で優れた研究成果を残した班を代表とし、普通科5班、理数科3班のあわせて8班が発表に臨みました。

「鈴鹿学」の発表では、フードロスやフラワーロス、鈴鹿市の施設を利用した学習の成果、外部の方と連携したお茶を使った入浴料など、具体的なアイデアを提案しました。

各班のテーマは以下のとおりです。
「鈴鹿の学生を助けたい!鈴鹿の施設を有効活用しよう!」
「フラワーロスを減らしたい!!」
「お茶を使った入浴料を作ろう」
「ちょっと、ゴミ捨てすぎじゃない?鈴鹿市民の生態を探れ!!」
「フードロス0への道」

 

 

 

 

また、「課題研究」の発表では、身のまわりにある科学や数学に関する課題について観察、実験などを通して分析・考察し、課題解決に向けた提案をしました。

各班のテーマは以下のとおりです。
「なぜ授業中に眠くなるのか?とその解決方法」
「悪臭根絶!〜気になるニオイの消臭法〜」
「ゴキブリを自動で捕獲する装置の開発について」

 

 

 

 

 

視聴した生徒からは、「検証の条件や検証で比べる対象を示していてどんな検証かが具体的にわかったし、内容が理解しやすかった。」「フラワーロスという社会問題に、実際に鈴鹿市の花屋さんと協力してポプリというものを作ることで課題解決につながげていてすごくいいアイデアだなと思いました。」「神戸高校で実際にフードロスのポストも設置して食品を募集し、協力している団体に寄付したりなど行動力がすごいと思いました。」「トイレの匂いや靴の匂いを数値化し、たくさんの状況でのデータを分析しているところがとても良いと思いました。また、商品化されている消臭品より重曹などの方が消臭効果があるなどの結果にとても驚きました。」との声がありました。

本発表会は、鈴鹿市役所の皆様をはじめ、「鈴鹿学」「課題研究」にご協力いただいた方々にもごらんいただきました。
発表会の最後には三重県教育委員会の河合様に講評をいただき、実りの多い時間となりました。