3月1日(土)、第76回卒業証書授与式を挙行いたしました。
2年生が出席し、吹奏楽部が音を奏でるなか、卒業生314名が神戸高校を巣立っていきました。
校長先生は式辞で、「『新しい教育課程』、『50分×7限授業』、『一人一台端末の導入』など、神戸高校での3年間は、まさに変革の連続でした。常に新しいことに挑戦し続ける環境の中で、皆さんは変化を恐れず、むしろ積極的に受け入れ、立ち向かう力を培いました。この力こそが、予測不能な未来を生き抜く上で不可欠な「生きる力」です。社会に出てからも、神戸高校で培った学びを糧に、変化を恐れず、常に学び続ける姿勢を忘れずに、それぞれの道を切り拓いていってください。」と述べられました。
また、生徒会長による送辞では、「生徒会や部活動、学校行事での先輩たちの姿は、まさに『文武両道』そのものであり、私たちにとって憧れの存在でした。時には優しく、時には力強く引っ張ってくれた先輩方からのバトンを引き継ぎ、今度は私たちが神戸高校をよりよくしていきます。」と感謝の気持ちを述べました。
答辞では、「学校行事はどれも楽しく、まるで昨日の出来事であるかのように鮮明に覚えています。勉強と部活動の両立はたいへんなことも多かったけど、努力し続けられたのも先生方や仲間、家族の支えがあったからだと思います。当たり前の日々が当たり前でなくなるのは寂しいですが、色褪せることのない思い出を胸に、これからも精進していきます」と、今までの思い出を振り返りながら、感謝の気持ちと今後の抱負を述べました。
卒業生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。
神戸高校での学びや経験をもとに、卒業生一人一人がそれぞれの人生を切り開いていくことを願っています。