2020年 第73回秋季東海地区高等学校野球 三重県大会 鈴亀地区二次代表決定戦で勝利、2年連続の秋季県大会出場を果たす!2年連続は2003年秋・2004年秋以来実に16年ぶり。
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2020年8月29日(土)第73回秋季東海地区高等学校野球 三重県大会 鈴亀地区二次代表決定戦において、稲生高校に勝利し、県大会出場を決めた。
昨年の県大会出場は大エース佐野(現3年・白鳥中学出身)を擁し、上級生中心のメンバーで戦い、一次決勝に勝利して鈴亀地区1位で通過という胸のすくような展開であったが、今年は苦しみ抜いて掴んだ県大会であった。
コロナの影響で、6月からやっと活動再開、新入生の入部も6月中旬、しかも4人。3年生の頑張りで独自大会は2回戦に勝利したが惜しくも3回戦で涙をのんだ日が、8月1日。ようやく1,2年生の新チームが動き出したのが8月2日。8月15日からの秋季大会まで2週間を切っていた。
猛暑の中、2年生選手6人、1年生選手4人、1年生マネジャー1人という少数で必死に懸命にほぼ休みなく練習と練習試合に打ち込み、この大会へ挑んだが、初戦は鈴鹿高校に惨敗。
しかし、決して諦めない神戸高校野球部はそこから立て直し、二次予選を3連勝して県大会出場をもぎ取った。公式戦において3連勝することは至難の業だが、選手・マネージャー一人ひとりが良く努力した。
二次予選1回戦 対 白子 10-3
二次予選2回戦 対 亀山 8-7
二次代表決定戦 対 稲生 5-3
白子戦は中道(2年・創徳中学出身)の熱投、亀山戦は仲見(主将・2年・鈴峰中学出身)の力投、稲生戦は宇佐見(副主将・2年・内部中学出身)の快投で、大エースがいなくともここの特徴を生かしながら勝利。バックもピンチに動ぜず堅守の場面多く、成長してきている。
打線は4試合で、
1番大野(副主将・2年・四日市港中学出身)打率.500盗塁5本塁打1
2番宇佐見 打率.417四死球5本塁打1
4番仲見 打率.417
5番水谷(1年・朝陽中学出身)打率.429打点5
7番益川(1年・天栄中学出身)四死球7出塁率.643
というようによく繋ぐことができたことが勝因といえる。
歴史的に見ると、21世紀に入ってからの神戸高校は春季・秋季大会において
2001年春・秋地区予選敗退
2002年春× 秋季県大会ベスト8
2003年春× 2年連続秋季県大会出場
2004年春× 3年連続秋季県大会出場
2005年春季県大会出場 秋×
2006年~2011年春・秋地区予選敗退
2012年春× 秋季県大会出場(7年ぶりの県大会出場)
2013年~2018年春・秋地区予選敗退
2019年春× 秋季県大会出場(7年ぶりの県大会出場)
2020年春(コロナの影響で開催されず) 2年連続秋季県大会出場
このような戦績となっている。
2019年、現3年生の長谷川(前主将・平田野中学出身)を中心としたチームが、7年ぶりの県大会出場という神戸高校野球部がなかなかこじ開けられなかった重い扉を開いてくれたことが大きかった。「たら・れば」になるが、今年の春季大会が開催されていれば、県大会に出場できていたかもしれない、それくらいの力は十分にあった。となればこの20年間では成しえなかった3季連続出場も夢ではなかったかもしれない。とにかく、昨年県大会へ出場できたことが現2年生の力となっていることに間違いはない。先輩方々に感謝しかありません。ありがとうございます。
また、101年目、神高第Ⅱ世紀に突入するにあたり、神高野球部OBの方々に多大なご支援をいただき、新ユニフォームを作っていただいたことも大きな力となりました。ありがとうございました。
昨年は県大会に出場できたことに達成感があったのかもわかりません。しかし、今年は昨年の悔しさを十分にわかっています。先輩たちが昨年、成しえなかった県大会1勝を必死に泥臭く粘り強く取りに行きます。その先には目標のベスト8へ。
新チーム発足当初から、合い言葉は・・・
『10人だけど、強いチームと渡り合います!』
『10人だけど、県大会に行きます!』
『10人だけど、ベスト8!』
応援よろしくお願いいたします。